田舎で、昭和の幼少期を過ごした。
両親は共働きで、ケーキは誕生日とクリスマスにしか食べれない
春には山菜が食卓にあがり、秋にはキノコがずっと出た。
焼き肉といえばジンギスカン
鶏の内臓の卵とじとか、ごちそうの部類だった
田舎の中学生、新聞を配達する
おしゃれにはあまり興味がなかったけど
漫画やアニメの本は欲しかった
中学の子供ができる仕事は新聞配達しかなかった
・朝、暗いうちに起きて家を出る
・自転車で10分ほどの販売所で新聞にチラシを挟む
・自分の担当の場所に自転車で移動し、配達スタート
冬の暗さは本当に怖かった。
雪が降っても自転車だったし、何回か転んだけど
全ての新聞を手で持つのは重く、自転車の機動力を失うほうが嫌だった。
女の子だったから、今思えば連れ込まれかけたこともあった
※直前で不安になって逃げた 昔の私ナイス判断 ご先祖様、守ってくれてありがとう!
怖い思いや、朝早く起きる辛さを乗り越えて
お給料でいろんなものを買ったけど、ほとんど覚えていなくて
印象に残っているのが、「ミルフィユのケーキ」20センチくらいの切ってたべるやつ
それを買って一人でかじって食べた事
勉強部屋が他の兄弟と共有だったので、机の引き出しに隠して、少しずつ食べた
いいこともあった
配達で離れている間に、自転車のかごにオヤツを置いてくれていた事があった。
朝は静かすぎて私一人しかいないと感じていたけど、
誰かが見ていて気遣ってくれている事が、とても嬉しかった。
二個のマドレーヌのことは今でも忘れない。どなたか本当にありがとう!
そして晴れている日には、配達がおわるころに日の出が見える。
暗い時から始めるので、明るくなる瞬間が本当に好きだった
心の底からの安心感と、心が沸き立つような感動があった。
新聞配達という仕事
電子版がでるようになって、この仕事もいつかはなくなってしまうかもしれない。
わたしにとっては、中学生がお金を稼ぐ手段としてあったのはよかった。
お金を得ることについて、実体験で学べたと思う。
ただ、田舎だとよけいにだが、朝のほうが人の気配がないことがある。
女の子は(男の子もだけど)身を守る手段を講じて勤めてほしい。
最近、新聞配達の方がクマに襲われるという事件も報道された。
本当に配達の皆さんが、無事に仕事ができるように祈っている。



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