面白いな~と思って全話を一気見したあとに、最新作が出ているとのことで、最近もう一度最初から視聴しました。
初めは、たかしも妖怪や霊が見えるため、いろんなところを転々としてきて、自分の居場所がないような状態で遠縁の藤原夫妻のもとにやってきます。たかしの置かれてきた環境が哀しく、「魔法使いの嫁」のチセを思い出しました。
また、その祖母のレイコも異能がゆえに周りの人間になじめず、妖怪と名をかけた勝負をすることで寂しさを紛らわせていました。名を返す時に垣間見える、妖怪たちと彼女の交流の一場面を見ると、なんだか切ないような気持ちがします。
妖怪の名前を持つということは、その妖怪を支配することで、たかしは祖母の残した友人帳から妖怪に名前を返すということを始め、名前しか知らない祖母の青春時代を知っていきます。
彼が少しずつ周りに受け入れられ、周りを受け入れていく様子がこちらも「よかったね~」という気持ちになります。そして彼の生活している田舎の映像がなんだか郷愁を感じさせます。
妖怪とは分かり合えない部分もあると知りながらも、彼らなりの悪意や敵意ではない気持ちを汲み取ろうとする姿や、敬意をもって接する夏目の姿勢が好きです。
個人的には夏目と名取さんの絡みが大好き!
愛すべき残念なイケメン名取さん、幸せになって欲しいです。
今後どんなお話が見れるのか本当に楽しみです!

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